Layered style

Iライン重視でスタイルアップ! ロング丈Tシャツの縦レイヤードコーデ

ここ数年、メンズファッション界で注目されている縦のレイヤードコーデ。名前だけ聞いてもピンとこない方もいると思いますが、ロング丈Tシャツを使って作るスタイリングのことです。

この縦のレイヤードコーデを取り入れることで、今っぽいこなれ感が出ることはもちろん、足を長く見せてスタイルアップする効果も期待できます。ただし、レイヤードの仕方によってはかえってスタイルダウンしてしまうことも……。

Iラインを重視した縦レイヤードコーデのコツを見ていきましょう。

ラウンド型のロング丈Tシャツをチョイスする

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ロング丈Tシャツといっても、長さや形、色などアイテムによってさまざまな違いがあります。その中でもとくに注目して欲しいのが、裾のデザインです。裾がまっすぐになっているものをボックス型、丸みがあるものをラウンド型といいます。

どちらもレイヤードコーデに役立ってくれるデザインですが、レイヤードに初挑戦するのなら丸みのあるラウンド型を選ぶと◎ 比較的どんなトップスにもあわせやすく、自然なレイヤードコーデが楽しめます。

使いやすいアイテムで縦のレイヤードコーデに慣れたあと、ボックス型のロング丈トップスにも挑戦して、スタイリング力を高めていきましょう。

色は基本的にホワイトを選ぶ

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縦のレイヤードスタイルに役立ってくれるカラーといえば、やはりホワイトが欠かせません。モノトーンコーデはもちろん、ホワイトのワントーンコーデ、カラーを取り入れたコーデにも合わせやすく、使い回しがしやすいのがポイントです。

また、ブラックやブラウン系のコーデの際、全体が重く見えることがありますが、ホワイトのロング丈トップスで縦のレイヤードをプラスすることでコーデに明るさが入り、軽く見せてくれます。たった数センチだけでも縦のラインに白が入ることで、コーデ全体の雰囲気にこなれ感が演出できます。

レイヤード幅は3〜7cm程度が目安に

縦のレイヤードコーデをスッキリとまとめるのなら、レイヤード幅にもポイントがあります。レイヤードの幅が短く、3cm未満になるとせっかくレイヤードをしていてもあまり意味を持ちません。一方、7cm以上の大きな幅でレイヤードをするとかえってスタイルが悪く見えてしまうことがあります。

バランスよくスタイルアップさせて見せるためには、レイヤード幅を5〜7cm程度にするのがおすすめです。下のロング丈トップスをチラ見せしているくらいの幅を心掛けkるのがポイントです。

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縦のレイヤードはどんなアイテムでも取り入れることができます。

春夏はTシャツ同士で組み合わせ、秋冬はスエットやニットなどで組み合わせることが可能です。一度縦のレイヤードコーデをマスターすれば、オールシーズンでスタイルアップのスタイリングが楽しめるのです。

難易度が高いスタイリングだと遠ざけていた方は、この機会にぜひ挑戦してみてくださいね。

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